ServersMan@VPSのCentOSでinitscriptsを更新してはいけない

何の気なしに # yum update して、# shutdown -r now したら大変なことになりました。
kanata約9年前に追加

何の気なしに

# yum update
# shutdown -r now

したら、どうも正常に起動してこなくなったようで、リモートから接続できなくなってしまいました。

慌てて ServersMan@VPS の中の人にお願いして見てもらったら、以下が原因とのこと。

yum update により initscripts パッケージが update されたことにより、インターフェイスが正常に起動できなくなる不具合でございました。

[OS初期時] initscripts-9.49.17-1.el7_0.1.x86_64
[update後] initscripts-9.49.24-1.el7.x86_64

本事象は、CentOSに含まれるパッケージと、仮想化プラットフォームの相性によるものであり、現状では外部からアクセスが出来かねますため、

  • お客様にてサーバーを初期化いただく
  • 弊社にてお客様のサーバーの設定を変更する

のどちらかを提案します。

とのこと。後者のinitscriptsを戻してもらう方法でお願いしました。

というやりとりを、ServersMan@VPSの中の人は、とても迅速かつ丁寧に対応して下さいました。
助かりました。

ServersMan@VPS は、OpenVZ で仮想化を実現しているようです。
これと、最新のinitscriptsとの相性が悪いんですな。。たぶん。
気をつけよう。

ちなみに、/etc/yum.conf に

exclude=initscripts*

を追加すれば、以降 initscripts が更新対象から除外されるようになります。


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